当時のTwitterを見ながら思い出して書いていきます。
とんでもなく長い記事になると思いますがあしからず!!
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時は2014年3月13日
2月から約一ヶ月間カナダのトロントにプチ留学中だった私。
せっかくトロントにいるんだからモントリオールに行ったら?とホストマザーやら知り合いの方に言われ、行くことに決めました。
オンタリオ州トロントからVIA鉄道で5時間かけて、ケベック州モントリオールに向かいます。
VIA鉄道は新幹線のような感じで、コンセントもあるし、Wi-Fiもあるので快適でした!
ただ席が窓側だったので、トイレの度に隣のお姉さんに迷惑をかけてしまい…すみません…
~5時間後~
モントリオール中央駅に到着。
すっかり夕方なので、宿屋に向かいます。
地下鉄に乗らなければならない、のですが
モントリオールの公用語はフランス語で、英語は二の次なんですね!
つまり地下鉄内の表示やら音声やらが、第一にフランス語(フランス語しか無い時もある)。
とても失礼なのですがわたくしあまりフランス語の発音が好きじゃない上に、
フランス語は文字列と発音がまっっっったく合致しないのが気に入らず、
知らない土地に知らない言語でまったく読めないので、軽く発狂しそうになりました。
この短時間で。
英語しゃべれよ(怒)(怒)(怒)とあんなに思ったのは後にも先にもこの時だけでしょう。
地下鉄を下りて宿屋を探すも、方位磁石が使えないために地図が読めず、15分程度迷い、
「こんな場所で宿も見つからなかったらどうすればいいんだろう」とちょっと泣きそうになったり(豆腐メンタル)
とにかくなんとかチェックイン。フロントのお兄さんに英語が通じた時
「そうは言っても、ほとんどの人は英語できるんだよな!!
全然不安になることないんだな!!!あはは!!」
モントリオール中央駅に到着。
すっかり夕方なので、宿屋に向かいます。
地下鉄に乗らなければならない、のですが
モントリオールの公用語はフランス語で、英語は二の次なんですね!
つまり地下鉄内の表示やら音声やらが、第一にフランス語(フランス語しか無い時もある)。
知らない土地に知らない言語でまったく読めないので、軽く発狂しそうになりました。
この短時間で。
英語しゃべれよ(怒)(怒)(怒)とあんなに思ったのは後にも先にもこの時だけでしょう。
地下鉄を下りて宿屋を探すも、方位磁石が使えないために地図が読めず、15分程度迷い、
「こんな場所で宿も見つからなかったらどうすればいいんだろう」とちょっと泣きそうになったり(豆腐メンタル)
とにかくなんとかチェックイン。フロントのお兄さんに英語が通じた時
「そうは言っても、ほとんどの人は英語できるんだよな!!
全然不安になることないんだな!!!あはは!!」
…と、開き直りました。
オーベルジュ & ホテル モントリオール エスケープ コンフォート
(さっそく汚い…)
宿泊先は父親に任せっきりだったので、到着するまでまったく知りませんでした。
お部屋広いし清潔だしタオルあるしWi-Fi飛んでるし、良かった~!
しかし
シャワー・トイレ別。
これが悲劇を招くことになったのです。
周りにレストランがたくさんあるものの、人通り多いし地元の人ばっかりだし、と部屋に籠もってお菓子を食べながらパソコンをするワ・タ・シ☆
夜、パジャマに着替えてからトイレに行きました。
まぁなんというか、このホテル、オートロックなんですよね。
トイレは部屋の目の前だったので油断してました。
はい、鍵を部屋に置いたまま、部屋を出てしまったわけですね。
トイレから帰ってきた私の絶望っぷりは並じゃありませんでした。
日本に帰りたくて仕方がありませんでした。
まぁ現実問題帰れないので、急いでフロントに行きます。
「フロントは終了しました☆ 事務室にいますので、御用の方はピンポンを押すか、電話をかけて下さい☆」
的なことが書いたプレートが置いてあります。
電話~~!??!?を持ってない私は、仕方なく外に出て(しかし扉を閉じてしまわないように注意しながら)ピンポンを連打します。
寒さより、通りの歩く人達に見られのではないかと恥ずかしかったです。
恥を忍んで押しても、まったく反応がない(泣)
諦めて私は階段を登りました。
最上階の部屋に管理人と思わしき人がいます。たぶんテレビを見ています。(しかしその部屋への行き方は分からない)
ピンポンに出ろ(怒)(泣)(怒)(泣)(怒)(泣)(怒)(泣)
もう本気で泣きたい。
後から帰ってきたお客さんに見つからないようにトイレに隠れたりもしているうちに、時間は刻々と過ぎていきます。(時計無いから分からないけど)
もうこうなったら、恥を忍んで、隣の部屋の人に頼むしか無い!!!!!!!!!!!!
こんな夜(10時くらい?)に部屋ノックするなんて間違いなく変人だよ答えるわけ無いよ…
そう思いながらも、隣の部屋の扉をノックします。音漏れしてます。多分起きてます。
そして、アジア人のお兄さんが、扉を開けてくれました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)
事情を話すと、オーケーオーケー!と心よく備え付けの電話を貸してくれました。
その後部屋の前で待ってると管理人のおじちゃんがやってきて、鍵を開けてくれました。
荷物の整理をしていたお兄さん、本当にありがとう。あなたのことは一生忘れません(TдT)
管理人のおじちゃん、本当にごめんなさい、でもピンポンには出てくれ!!!!!
これが「クソ一人旅のクソ醍醐味だよね!!!」と当時のツイッターには書いてあります。前向きですね。
(なおこの話は恥ずかしくてリアルの知り合いには話せませんでした)
道には迷うわ、フランス語はわからないわ、部屋には入れないわ、とんでもない旅の初日でした。
でもこういう経験が人生をより豊かにしていくんですよね。前向き前向き。
◆2014年3月14日
ド恥の夜を超え、朝です。ホワイトデーです。
朝ごはんは、優しいムッシュー(夜とは違う)がクロワッサンを焼いてくれました!
今まで食べたクロワッサンの中で一番美味しかった(^O^)
食堂に私しかいなかったので、英語でいろいろお話して、フランス語をちょっと教えてもらったりして…(もう覚えてないけど…)
素敵なジェントルメンでした!
さて朝ごはんを終えてから出かけます。
「時間もあるし、ゆっくり歩いて目的地を目指すぞっ☆」と意気込み、歩き出しました。
しかし
なんと
一時間弱
本来目指していた方角とは真逆を歩いていたことが判明。
決して方向音痴じゃないんです!本当なんです!!
その途中に見つけた教会?
どちらも違う建物です。似たような様式の教会が多かったですね。
偶然発見した地下鉄の駅から次の目的地に向かいます!(泣)
★Place-des-Arts駅★
宿泊先は父親に任せっきりだったので、到着するまでまったく知りませんでした。
お部屋広いし清潔だしタオルあるしWi-Fi飛んでるし、良かった~!
しかし
シャワー・トイレ別。
これが悲劇を招くことになったのです。
周りにレストランがたくさんあるものの、人通り多いし地元の人ばっかりだし、と部屋に籠もってお菓子を食べながらパソコンをするワ・タ・シ☆
夜、パジャマに着替えてからトイレに行きました。
まぁなんというか、このホテル、オートロックなんですよね。
トイレは部屋の目の前だったので油断してました。
はい、鍵を部屋に置いたまま、部屋を出てしまったわけですね。
トイレから帰ってきた私の絶望っぷりは並じゃありませんでした。
日本に帰りたくて仕方がありませんでした。
まぁ現実問題帰れないので、急いでフロントに行きます。
「フロントは終了しました☆ 事務室にいますので、御用の方はピンポンを押すか、電話をかけて下さい☆」
的なことが書いたプレートが置いてあります。
電話~~!??!?を持ってない私は、仕方なく外に出て(しかし扉を閉じてしまわないように注意しながら)ピンポンを連打します。
寒さより、通りの歩く人達に見られのではないかと恥ずかしかったです。
恥を忍んで押しても、まったく反応がない(泣)
諦めて私は階段を登りました。
最上階の部屋に管理人と思わしき人がいます。たぶんテレビを見ています。(しかしその部屋への行き方は分からない)
ピンポンに出ろ(怒)(泣)(怒)(泣)(怒)(泣)(怒)(泣)
もう本気で泣きたい。
後から帰ってきたお客さんに見つからないようにトイレに隠れたりもしているうちに、時間は刻々と過ぎていきます。(時計無いから分からないけど)
もうこうなったら、恥を忍んで、隣の部屋の人に頼むしか無い!!!!!!!!!!!!
こんな夜(10時くらい?)に部屋ノックするなんて間違いなく変人だよ答えるわけ無いよ…
そう思いながらも、隣の部屋の扉をノックします。音漏れしてます。多分起きてます。
そして、アジア人のお兄さんが、扉を開けてくれました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)(泣)
事情を話すと、オーケーオーケー!と心よく備え付けの電話を貸してくれました。
その後部屋の前で待ってると管理人のおじちゃんがやってきて、鍵を開けてくれました。
荷物の整理をしていたお兄さん、本当にありがとう。あなたのことは一生忘れません(TдT)
管理人のおじちゃん、本当にごめんなさい、でもピンポンには出てくれ!!!!!
これが「クソ一人旅のクソ醍醐味だよね!!!」と当時のツイッターには書いてあります。前向きですね。
(なおこの話は恥ずかしくてリアルの知り合いには話せませんでした)
道には迷うわ、フランス語はわからないわ、部屋には入れないわ、とんでもない旅の初日でした。
でもこういう経験が人生をより豊かにしていくんですよね。前向き前向き。
◆2014年3月14日
ド恥の夜を超え、朝です。ホワイトデーです。
朝ごはんは、優しいムッシュー(夜とは違う)がクロワッサンを焼いてくれました!
今まで食べたクロワッサンの中で一番美味しかった(^O^)
食堂に私しかいなかったので、英語でいろいろお話して、フランス語をちょっと教えてもらったりして…(もう覚えてないけど…)
素敵なジェントルメンでした!
さて朝ごはんを終えてから出かけます。
「時間もあるし、ゆっくり歩いて目的地を目指すぞっ☆」と意気込み、歩き出しました。
しかし
なんと
一時間弱
本来目指していた方角とは真逆を歩いていたことが判明。
その途中に見つけた教会?
どちらも違う建物です。似たような様式の教会が多かったですね。
偶然発見した地下鉄の駅から次の目的地に向かいます!(泣)
★Place-des-Arts駅★
目的地最寄りの駅です。おしゃれなステンドグラスの壁!
電光アート(?)な壁もかわいかった~!
というわけでやってきたのは
★モントリオール現代美術館★
★MUSÉE D'ART CONTEMPORAIN DE MONTRÉAL ★
電光アート(?)な壁もかわいかった~!
というわけでやってきたのは
★モントリオール現代美術館★
★MUSÉE D'ART CONTEMPORAIN DE MONTRÉAL ★
地味に現代アート美術館が好きな私です。
世界各国の美術館に行くのが夢です☆ミ
残念ながら展示物の写真はNGだったので、
入り口近くにあった一般の方が作ったコラージュを…。
平日(金曜日)の午前中なのでお客さんが全然いませんでした。
広い館内でゆっくり見学できたので良かったです!
思ったより展示物が少なくて、ちょっと物足りない感じはありましたが…w
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その後適当に街をブラブラ。
こ~んな自然を感じるショッピングモールでしばし休憩。(他に行くところが無かったので…)
☆来ちゃったスタバ in モントリオール☆
メニュー表はもちろんフランス語!!!
店員さんに、まず「ボンジュール!」と挨拶されます。
「ボンジュール」と挨拶し返して英語で注文すると、ヒゲのナイスミドルな店員さんが優しく英語で対応してくれました!
どうやらカナダの店舗では混雑緩和のために、名前を聞かれます。
店員さんはカップに名前を書き、商品を渡すときに、商品名と名前を呼びます!
だからわかりやすい!(日本もそうすればいいのに!)
しかし日本人の名前はわかりにくいようで、英語の偽名でも使っとけばよかったのに素直な私は素直に名前を告げます。
失敗するとこうなります。
(たぶん初めて名前書かれた時)
Niko .............かわいい☆
それからはもうRの発音に気をつけるようになりましたよ!ええ!(偽名使えよ)
無事に分かってもらえました!(^O^)
カナダでのお気に入り、ヘーゼルナッツマキアート。こればっか飲んでました。
CMて書いてあるけど、ヘーゼルナッツマキアートだったと思う…
ブラブラとウィンドウショッピングを楽しんで、次の目的地(大本命)へ!
あ、ゴディバで働いてた店員のお姉さんの髪の色が、
黒とピンクのグラデーションだったのにはすごく驚きました! ピアスもしてたしね!
移民が半数を締めるらしいカナダ、特にトロントでは容姿がまっったく問われません!(汚いのは駄目だと思うけど)
だから差別とかもまったく無くて良かったです!
例えばH&Mで店員さんが、私が明らかにアジア人なのに英語でペラペラ世間話とかしてくるからね!(もちろん何を言ってるかは分からない)
地下鉄のホーム。
★ノートルダム大聖堂★
ノートルダムの鐘でお馴染みのノートルダム大聖堂です。(あれはフランスの大聖堂だけど)
目の前には広場?があります!
あまりにも厳かなので入っていいか分からず、30分ほどあたりをウロウロしてから入りましたw
拝観料を払っていざ中へ。
小さな礼拝堂(?)でガイドさんがお話中だったり。
iPhone4Sと私の腕ではこれが限界で非常に申し訳ないんですが、
めちゃくちゃキレイだったです! 色が! 装飾が!!
前と後ろ。
パノラマ撮影だとこんな感じです。
こんなところでミサやるなら毎週通うわ~~!!!って感じでした。
建築技術すごすぎ……(小並感)
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雪でぐちゃぐちゃな道路……
モントリオール市庁舎! 大きくて綺麗な建物です。(ストリートビュー)
ここでふと
「せっかくフランス語圏にいるんだし、美味しいフランス料理が食べたいなぁ……」
と意味の分からないことを考え出します。
ネットで「一人 フレンチ モントリオール」を検索し、
どうも行けそうだぞ?と思った私は、
午後5時ちょい過ぎ
オープン5時のフレンチの店に突撃しました。
★Chez Queux★
大聖堂から歩いて15分?ぐらいのところにあるお店です。
ビビりながら「一人なんですけど大丈夫ですか…」と受付のお姉さんに言うと、
笑顔で「もちろんもちろん!^^」と席に案内してもらいました。
入り口近くのいい感じの席です。
お客さんは奥に1組いたみたいです。
な、なんだろうこの寂しい写真……………
ぼっちでフレンチコースなんて、もはやぼっち飯最上クラスにいる気がしました。もう何も怖くない。(国内じゃないだけ難易度低いけど)
お客さんは奥に1組いたみたいです。
な、なんだろうこの寂しい写真……………
ぼっちでフレンチコースなんて、もはやぼっち飯最上クラスにいる気がしました。もう何も怖くない。(国内じゃないだけ難易度低いけど)
私のお相手をしてくれたウェイターさんがナイスミドルの素敵なムシューでして、
日本から来たと言うと「切手集めが趣味で日本のも集めてたんだよー! 日本好きー!」みたいなこと仰ってくださってかたじけない気持ちでいっぱいでした。
見えを張って、飲んだこともないワインを頼むワ・タ・シ。
ムシューのおすすめです。
カナダではお酒は19歳からなので合法で飲みました(当時)!
おげ~~~こんなのアルコールをそのまま飲んでるだけだ~~!!!(しかし飲みやすい)となりながらもお金を払ってるので残すわけにはいかないという使命感(ケチ〉にかられ、ある程度飲み干すと、
ムシューが「サービス☆」と言って、ただでおかわりを注いでくれたので、
次の日、人生初の二日酔いを経験しました。
素敵な経験をありがとうございました。メルシー
慣れないフレンチで、しかもぼっちで、かなりビビりながらも美味しくいただきました。
クリームブリュレがめちゃ美味しかった…。
勇気を振り絞って行って良かったです!
今これを書きながら思い出して、これからどんなぼっち飯も行けるような気がしてきました!!
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最後にお馬さんを見かけました。
ワインのせいで身体がポカポカポカポカになりながらも、宿に帰りました。
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◆2014年3月15日
目覚めるとだる~い頭痛。(意外に大したことなかった)
食堂に入ると昨日のムシューに「ボンジュール、マダム」と挨拶され、またクロワッサンを焼いてもらいました。
ムシューはお別れの時に、ほっぺにキスの挨拶をしてくれました。
人生で初めてだったのでかなりドキドキしましたwwムシュー卑怯><!
荷物抱えて中央駅に向かいます、が、
道がわからなくなったので大人しくタクシーを捕まえます☆
結局200mぐらいしか離れてない場所に駅はありました。アハハ。二日酔いのせいなのねそうなのね。
駅にあったオブジェ。
早く着きすぎてしまったので1時間ほどベンチでボケーッとしてました。
朝早くだからお店も開いてないし。ベーグル食べたかったなぁ……
ここで思ったのが、一人旅だとトイレ行くのにも荷物を全部持っていかなきゃならないのが面倒ですよね。
見ず知らずの人に「荷物見ててくださ~い☆」て、いくら貴重品が入っていないとはいえ頼むのもアレだし……
予定改札時刻(もぎり)が過ぎても始まらない改札(もぎり)、さすが自由の国!!!(違う)
5時間空腹に耐えながらまた鉄道に揺られて、
ただいまトロント!(写ってるのはCNタワー、結局一度も登らなかった)
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今後のためになる貴重な経験をたくさんした三泊四日でした。
カナダにいるのにフランスに行った気分でした。※ただし英語は通じる
一目惚れして買ったカバン、結局恥ずかしくて一度も使えてない(^O^)ww