日本でも昨年末にやってたらしい、オフ・ブロードウェイミュージカル"bare"の韓国初演を観ました。
(雰囲気がア・ヤ・シ・イ ポスター(?))
日本初演版のあらすじを引用(ここから)
【Story】
全寮制のセント・セシリア高校。
校長でもある神父の言葉が響くミサでは、卒業を間近に控えた生徒たちが祈りを捧げている。平凡な生徒ピーターにはある秘密があった。それは、学校一の人気者であるジェイソンという同性の恋人がいること。
いつかは自らを―bare―さらけ出し、愛し合いたいと強く願っていた。
学内の演劇公演のためのオーディションがシスター・シャンテルによって開催された。美しいアイヴィ、ジェイソンの双子で皮肉屋のナディア、主役を狙うマットも参加し、配役が決定する。リハーサルが開始されると、ピーターの気持ちはより強いものとなっていく。
ドラッグと酒でトリップするパーティーの中、気持ちが募るピーターはジェイソンとキスを交わすが、それをマットに目撃されてしまう。
社会、親、友人の目を怖れるジェイソンは自身のイメージを守るため、ピーターを突き離しアイヴィと一線を越えてしまうのだった。
―bare―になることを求めた彼らの心が絡み合い、そしてついに、一つの終焉を迎える…
この日のキャストは、
ピーター: ユン・ソホ
ジェイソン: ソ・ギョンス
アイヴィ: ムン・ジナ
ソホさんはスリミ、ギョンスさんはマドンクとブラメリ、ジナさんもブラメリで 気になっていた俳優さんたちなので、同時に見れてラッキーでした!ww
わりと公演時間長いよ!
この先ネタバレ
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簡単に言うと、
カミングアウトできずにいたゲイカップルの一人が女と浮気して相手を妊娠させた結果、ゲイカップルは破局。その悲しみから浮気した方が自殺。
みたいな話です。まさに救いのない話。
「なぜ(同性)愛は罪なのか?」というキリスト教に対する批判…に私は感じました。
キリスト教文化が浸透している国の人は、もっと深く何かを感じられるのでしょうか。
舞台はカトリックスクールですが、みんな何かしらの罪を犯しています。
同性愛、ドラッグ、セックス……(アメリカ人の好きなテーマですね)
それでも皆、神に祈りを捧げますし、どうか御救い下さいと助けを求めたりします。
罪を犯している自覚がありながら、そうやって「困った時の神頼み」って傲慢じゃない?とか思ったり。(人のこと言えない)
この物語でポイントになるのが、神父の存在だと思います。
ゲイであることがバレてしまったジェイソンは、神父に自分はこれからどうしたらいいかを相談に行きます。しかし神父は酷く!それはもう酷く!ジェイソンを拒みます。
結果絶望したジェイソンは自殺。最後にピーターが神父の元へ行き、神父の”罪”を咎め、最終的には「あなたを許します」という言葉で占めます。
正直、だからなんだっていう感じなんですが……。
まぁ
曲もノリノリだし、1幕と2幕の序盤までなら何回も見たいですね(不純)
ネタバレOKな方は詳しいあらすじがあるので検索してみてください~。
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主要人物の行動を簡単にまとめましたが……なんだこれは……
<ピーター>
ジェイソンと秘密の関係☆→カミングアウトしたいけどできない→ジェイソンが女といちゃつくの耐えられない→酒の勢いでマットにカミングアウト→アイヴィの妊娠発覚&公にカミングアウトされたことでジェイソンとは決別→ジェイソンのことは今でも好きだけど付き合えない→ジェイソン死亡→?
<ジェイソン>
ピーターと秘密の関係☆→断れずアイヴィと浮気・セックス→COを迫るピーターにしつこいんだよとキレる→アイヴィの妊娠が発覚→ゲイということが皆にバレる→ドン引かれ→やっぱり俺が好きなのはピーターだ→ピーターに振られる→やけくそで薬一気飲み→お前のことが好きだったんだよ!(遺言)→死亡
<アイヴィ>
誕生日にノリでジェイソンとキス(私とキスしたいでしょ♪)→セックス(私のことが好きなら離さないで♪)→妊娠(まだ学生なのにどうしたらいいの♪)→責任取りなさいよ!!!!!!!!!→でもあなたのことが好きなのは本当よ…→ゲイバレにドン引き→ジェイソン死亡→?
時間があったら後で一曲ずつまとめていきたいと思います :D
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メモ:911で靴脱げ→電話代わりにする→後でシスターに靴を捧げるw