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2025-07-10

アルチュール・ランボーの故郷に行くオタク メゾン、墓地 編

街歩き編:https://e-evans-9.blogspot.com/2025/05/blog-post.html




博物館の向かいに立つLa Maison des Ailleurs(ラ・メゾン・デ・ゼイユール)
訳すと「別世界の家」らしい。

1869年から 1875年(ランボー15 ~21歳)に住んでいたアパルトマン全体が残されています。
実際ランボーは家出ばかりだったので、どこまでこの部屋で創作していたかは不明。(一家も町内で7回は引っ越している)

博物館の延長として、セット券が販売されてますが、家が再現されているわけではなく、一種の展示場のようです。
行った時は特にランボーとは関係なさそうな現代アートが展示されていました。

ここにランボー一家が住んでいたかもしれない。

中庭


売店は博物館には無く、こっちの家の方にあります。
ランボーの著書はもちろん、漫画もありました。(ビジュが全部ディカプリオ寄りで笑った)


私は記念0ユーロ札と廉価版の地獄の季節と、Le Mondeのムック本(?)を買いました。


買った理由:表紙がオタク絵すぎる。



なんかいる。
他に人がいたのと、ペッパーくんのような恐怖を感じたので触らなかったのですが、ランボーのチャットAIのようです。どういう需要!?!?

「アフリカのランボー」という未知の肖像をどう描くか?

この表現は、伝統的な肖像とは異なる新しいものであり、特に彼の自画像や写真が少ない点に着目しています。ラベルや記録としての肖像ではなく、**対話や記憶の中から生まれる「生きた肖像」**としての提示を目指しています。
エルネスト・ドゥラエールの証言や、ランボー自身の書簡、写真、旅先での資料をもとに、アーティストたちは**「アフリカのランボー」**の新たなヴィジュアルを創出しました。これは既存のイメージに囚われない、想像力に基づく再構成です。




ランボーの家から歩いて15分ほどの墓地にやってきました。
ランボーと妹ヴィタリーの墓が並んでいます。


そばに添えられた、Le dormeur du val(谷間に眠る者)

偉人のお墓参りをするのは人生初だったので不思議な感覚。
お供え物には、花以外にメッセージカードとペン(鉛筆、ボールペン)がたくさん置かれていました。
私もその時ジェットストリームを持っていたので悩みましたが、メイドインジャパンは貴重なのでできませんでした。
お花も買ってこようか悩んだのですが、やっぱり次は買ってこようと思いました…・・・

墓の入口にあった、AR型のポスト。
アルチュール・ランボーは死後130年経っても手紙を受け取り続けているらしい。すごすぎる。

墓地の管理いつにある謎のプレート。ボタンを押すと詩が読み上げられるようでしたが機能してませんでした。
2004年のランボーの生誕150周年を記念した企画の残骸らしい。



観光案内所。ランボーとイノシシ売り。



広場で買ったいちごを食べて帰りました!
またね!

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