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2016-09-06

트레이스(トレース・ユー) - namuwiki

트레이스유(トレース・ユー) - namuwiki (2016-07-16 02:03:49+0900の版)
https://namu.wiki/w/트레이스%20유


1. 概要

張人エンターテイメント制作、ユン・ヘソン作詞兼脚本、パク・ジョンア作曲の韓国創作ミュージカル。
文化体育観光部と明洞芸術劇場が主管する公演芸術インキュベイティングプログラム2012創作ファクトリー台本公募で、「その男の秘密」というタイトルでミュージカル台本公募賞を受賞、優秀作品制作支援作に選定された。
その後、現在の「トレース・ユー」というタイトルに変更し、2012年11月に三週間のプレビュー公演を行い、修正作業を経て2013年2月に初演。

2013年11月にはライブレコーディングOSTも販売。そして一次販売分はすぐに完売、2015年12月4日、2014年再演のライブレコーディングOSTが約一年半ぶりに販売された。
張人エンターテイメントのブログに販売公知記事が上がると一日も立たずに前売りは締め切りとなり、遅くに事実を知ったファンたちはメンタル崩壊の状態に至った。

ファン達の間で略称は「트유(トゥユ)」。

2. あらすじ

弘大付近の小さなロッククラブ「ドゥバイ」(Debai)。そこには歌を唄うク・ボナと、クラブを運営するイ・ウビンがいる。
ボナはいつからか毎日クラブを訪れ、自身の周囲をうろつく一人の女に心を奪われる。
恋に落ちたボナは女に告白するために、クラブの終わる時間である深夜4時にふたりきりで会おうと手紙を渡す。
しかしいくら待っても来ることのない女。
その日以降ボナは毎日彼女を待つが、彼女は現れず、ボナは公演を台無しにするようになる。
ウビンはそんなボナの姿を惨めに思い、これ以上その女を待つなと言うのだが……

 2. 1. ネタバレ

ネタバレ注意

実は女は、ボナが手紙で話したその深夜にボナを訪れた。
そして数日後クラブのトイレで首をつった状態で発見された。

しかしボナにはその深夜の記憶が無かった。初めは事実を否定し、もしかしたら自分が女を殺したのではないかと恐ろしがるボナに、この話をしたウビンは自分が女を殺したと言い、その深夜の真実を語る。

クラブで女に会ったボナは、ただ彼女のためだけの公演をした後、彼女に愛を告白した。しかし女は突然涙を流し「あの時は私が若くて足りなかった。あなたを捨てるしかなかった。ごめんなさい[3]」と言った。
ボナが愛した女は、実の生みの母だったのだ。ウビンは、ボナがこの事実に衝撃を受け苦しんでいるのに耐えられず、自分が彼女を殺したと言う。[ネタバレ]

ウビンの執着に驚愕し、怯えたボナはウビンの元から離れようとするが、ウビンはそんなボナを嘲笑いながら、お前は俺から離れられないと言う。そして、もう一つの衝撃的な事実を教える。

ウビンはボナのもう一つの人格だった。[5]
女がクラブを訪ねに来ず、ボナが公演を台無しにし始めた作中の現在は全て、女が死んだ数年前[6]、精神病院に閉じ込められたボナの幻想だったいうこと。
作中でボナが探し続けていた薬の正体も、二人のうち一人の人格を消すための精神科の治療薬であった。
全ての事実を知り正気を失ったボナに、ウビンは人々がこの薬を飲んでオレたちのうち一人が消えると思っている、もうここから出ることができると言い、目の前の病院のドアを開ける。

その後、現実なのか幻想なのか分からない何処かのクラブ。
そこでボナが歌っていたミュージカルの最初のナンバー"Trace U"を、最初の場面と反対にウビンがメインボーカル、ボナがサブボーカルを引き受ける姿でミュージカルは終わる。

[3]「あなたに会うのに20年もかかったのね……ごめんね あなたにはとても足りなくて 許して あの時はとても若くて 守ってあげられなかった時間 一緒にいられなかった時間 本当にごめんね 本当にごめんね この言葉しか…」おおまかに歌で処理された部分。この時、歌詞と歌はウビンがやるのだが、切ない口調でセリフを言ってから突然やけくそトーンに声を変えて歌うウビンの姿が、なかなかに鳥肌モノの名場面と言ってもいい。
[ネタバレ]実はここに対しても解釈がかなりまちまちであり、彼女が自殺したが愛する人の死を受け入れられなかったボナ―自分を捨てた実の母を恨んだウビンが、自分が殺したと信じてしまったという主張、ウビンの人格で殺したという主張、またはボナの人格で殺したという主張まで、それぞれ手強い。
[5]本作の2曲目のナンバー"ある少年の物語"(ナルキッソスの神話からモチーフを得た内容の歌詞)が、この部分の伏線。実際にこの事実を明かす時のナンバーがリプライズになっている。
[6]ユン・ソホ-チェ・ジェウン ペアは「7年」といい、他のペアは「3年」となっている。ユン・ソホ-チェ・ジェウン俳優の年齢差を考慮してのようだ。最年長と最年少のペアの威厳。


3. 登場人物

ク・ボナ: 小さい時にドゥバイへ預けられ育ったドゥバイのボーカル。実際は捨てられたことに近い。出生申告がされていないが、状況上ドゥバイの元ボーカルだった死んだ父さん[7]の望まない妊娠で授かった子供だと推定される。

イ・ウビン: ドゥバイの若い運営者であり、ギタリストであり、ボナの唯一の友達。キャラクター説明によれば、ドゥバイの元ボーカルだという[8]。しかし実は……

[7]作中では「本物のク・ボナ」と呼ばれる。劇中のボナは父さんの名前をそのまま付けられた模様。
[8]プレビューでは「オレがドゥバイのボーカルになった時」のようなセリフが出てきたが、本公演ではその部分が多く削除された。

4. ナンバー

Trace U
어느 소년 이야기 ある少年の物語
또라이 Ⅰ キチガイ 1
Crazy Night[9]
나를 부숴봐 俺を消してみろ
낙서 落書き
아름다운 그녀 美しい彼女
아름다운 그녀 reprise 美しい彼女 reprise
매일 난 기다려 毎日待ってる
태양에 눈이 멀어서 太陽に目が眩み
날 잡아줘 俺を掴んで
여자가 죽다 女が死んだ
그 여잔 널 버렸어 その女はお前を捨てた
또라이 Ⅱ キチガイ2
그녀의 고백 彼女の告白
기억이 안 나요 思い出せません
어느 소년 이야기 reprise ある少年の物語 reprise
낙서 reprise 落書き reprise
Trace U reprise

[9]プレビューでは無かった。本公演で追加。

5. 出演陣
 5.1. 2012年プレビュー公演

ク・ボナ: イ・ユル(이율)、ユン・ソホ(윤소호)
イ・ウビン: チェ・ジェウン(최재웅)、イ・チャンヨン(이창용)

ペアは ユンソホ-チェジェウン/ イユル-イチャンヨン。

 5.2. 2013年初演
파일:attachment/트레이~1.gif
左から右にイユル、ソンスンウォン、キムデヒョン、チェジェウン、イチャンヨン、ユンソホ。

ク・ボナ: イ・ユル(이율)、ソン・スンウォン(손승원)、ユン・ソホ(윤소호)
イ・ウビン: チェ・ジェウン(최재웅)、イ・チャンヨン(이창용)、キム・デヒョン(김대현)

メインペアは、ユンソホ-チェジェウン/イユル-イチャンヨン[10]/ソンスンウォン-キムデヒョン。
2013年3月からはクロスペアとして、ユンソホ-イチャンヨン、ユンソホ-キムデヒョン、ソンスンウォン-イチャンヨン、イユル-キムデヒョン、イユル-チェジェウン(キャストスケジュ―ルで公開された初日順)ペアも公演した。

[10]余談として、初演のメインペアの中でボナがウビンより歳上だった唯一のペア。(設定的にボナはウビンより若い)実際は9ヶ月の差しか無いのだが…(イユル-84年2月生まれ、イチャンヨン-84年11月生まれ)その後クロスペアで、イユル-キムデヒョン ペアが予定され、ボナがウビンより歳上のペアがまた生まれた。こちらは精々4ヶ月の差。(キムデヒョン-84年5月生まれ)

 5.3. 2014年再演

2014年3月4日から6月29日まで大学路ユニプレックス2館で公演された。

ク・ボナ: ユン・ソホ(윤소호)、ムン・ソンイル(문성일)、チャン・スンジョ(장승조)、キム・デヒョン(김대현)、ソ・ギョンス(서경수)
イ・ウビン: チェ・ジェウン(최재웅)、イ・ユル(이율)、イ・チャンヨン(이창용)、チェ・ソンウォン(최성원), イ・ジホ(이지호)

メインペアは、ユンソホ-チェジェウン/ムンソンイル-イユル/チャンスンジョ-イチャンヨン/キムデヒョン-チェソンウォン/ソギョンス-イジホ。イユルとユンソホの降板以降はチェジェウンとムンソンイルがペアとして公演した。

6. 雑談

同じ二人劇である「スリル・ミー」や「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」を連想させる話が度々出る。
ロックコンサートが結びついてるという点ではヘドウィグとも接点を見いだせる。
最後半部のウビンが薬を投げながら薬の名前を歌う部分では、「ネクスト・トゥ・ノーマル」の登場人物がうつ治療薬の名前を歌う場面を思い出す人もいる模様。
しかしネタバレを考えると、トュユと一番大きな接点を持つ作品はこれかも?→ジキルとハイド

なんとプレビューと初演の演出家であるキム・ダルチュンはスリル・ミー初演の演出家であり、初演俳優陣でキム・デヒョンを除くすべての俳優がスリル・ミー出演経験者。[11]

この中でチェ・ジェウンはヘドウィグ、イ・チャンヨンはスオブマ(ストーリー・オブ・マイ・ライフ)にも出演した。そしてイ・チャンヨンはスオブマで全てのトムを相手にし、ここでも全てのボナを相手にした。

出演陣の中でチェジェウンとイユルは一緒に出演した作品が割りと多いのだが、トゥユでは二人の出演作の中では稀の、互いをメインパートナーとしておらず、どうしてかクロスペアの中でもイユル-チェジェウンは公演回数が一番少ない。
おそらく上述のスリル・ミーとの類似性のため、イメージが重なってしまうことを憂慮したためか。
そしてクロスペアが始まるなりウンユルは完売、さらに2014年再演でもチェジェウンとイユルが皆ウビン役になった影響で、まずクロスさえも期待することができなくなってしまった(...)

作中に登場するクラブの名前"ドゥバイ"は、テバイから取ってきた名前だという。
テバイはオイディプス神話の背景となった都市。つまり後半部の内容の伏線だと分かるため、キム・ダルチュン演出家のインタビューによると”テバイ”とそのまま書くとあまりにもネタバレになると考慮し、”ドゥバイ”に変更したそうだ。
同様にフランス語で"from"を意味する"de"を加え、”果たして彼らはどこからやって来たのか”という感じを与えたかったと。

[11]チェジェウン、イユル(2007年初演)、イチャンヨン(2008年再演)、ソンスンウォン、ユンソホ(2012年再演)。そしてチェジェウンとイユル、ソンスンウォンとユンソホはそれぞれペアとして公演した。
5 Eunhasu Evans: 트레이스(トレース・ユー) - namuwiki 트레이스유(トレース・ユー) - namuwiki (2016-07-16 02:03:49+0900の版) https://namu.wiki/w/트레이스%20유 1. 概要 張人エンターテイメント制作、ユン・ヘソン作詞兼脚本、パク・ジョンア作曲の韓国創作ミュー...
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