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2024-10-16

【歌詞和訳】韓国ミュージカル カーミラ(2)

 M10. 너는 누구지 あなたは誰なの


내 손에 닿던 차가운 입술
날 밀치던 너의 손길
그건 뭐였을까
この手に触れた冷たい唇
私を突き放した手
あれは何だったの

날 보며 웃던 따뜻한 미소
닫혀진 내 맘을 두드린 너
뭐가 진실일까
私を見て微笑んだ 温かい笑顔
閉じたこの心を叩いたあなた
何が真実(ほんとう)なの?

무엇도 바꿀 수 없는 운명
통제할 수 없는 또 다른 나
너의 곁을 맴도는 이 마음
우린 다신 만나선 안 됐던 걸까
何も変えられない運命
抑えられない別の私
あなたのそばで彷徨うこの心
私たち 二度と会ってはいけなかったの?

너는 누구지 널 생각하는 내 마음은
왜 이리 아파올까
あなたは誰 あなたを想うこの胸は
どうしてこんなに痛むの

떠나보내야 한다는 걸 알면서도
널 붙잡고만 싶어
放さねばいけないとわかっていても
あなたを掴んでいたい

너는 누구지 왜 갑작스레 날 찾아와
날 슬프게 하는 걸까
あなたは誰 どうして急に訪ねてきて
私を悲しませるの

널 다치게 할까
あなたを傷つけるんじゃないか

널 알게 되는 게
あなたを知るのが

나는 두려워
私は怖い


M11. 본능에 따라 本能に従って

속을 알 수 없는 눈동자
그 안에 담긴 짙은 어둠
눈이 마주친 그 순간
세상에 지친 듯한 모습이
무언가 다르단 걸 느꼈죠
底の知れない瞳
その中に込められた濃い闇
目を合わせた その瞬間
世界にうんざりした姿が
何か違うと感じさせた

그 누가 이해해 줄까요
사람들의 눈을 피해 
어둠 속을 헤매는 존재의 비밀
誰に理解できようか
人目を避け 闇の中彷徨う存在の秘密

당신은 대체 무엇이죠
우리의 생명 위협하는 
잔인한 악마 그런가요
あなたはいったい何なのか
我々の命を脅かす 残酷な悪魔 そうなのですか

カーミラ: 一時(いっとき)は人間であり、今はあなたたちが悪と呼ぶわ。

인간들은 언제나 신을 앞세워
자신들과 다른 것은 배척해 왔지
人間はいつだって 神を盾に
己と違うものを排斥してきた

거룩하신 신의 뜻으로 악으로 가득한
어지러운 세상 속에 질서를 세워
聖なる神の御意志により 悪に満ち
混乱した世界に秩序を築くため

전쟁 속 인간 역시도
용서받지 못할 파괴자
戦争では 人間もやはり
許されざる破壊者

대의를 위한 희생
악의 욕망과는 다르죠
大義のための犠牲
悪や欲望とは違う

선과 악 그것 역시도
전능하신 신의 허상
善と悪 それもやはり
全能なる神の虚像

억울하게 죽은 사람이
악의 존재 증명하죠
無念に亡くなった人が
悪の存在を証明している

생존을 위해
본능에 따를 뿐이라면
그것마저도 비난받아야 할까
生存のため
本能に従っているだけなら
それすらも批難されるべきなのか

생존을 위한 본능
살아남기 위해서라는
당신의 말을 난 믿을 수 없어
生存のための本能
生き残るためという
その言葉を信じることはできない

シュピル: あなたは人間の血を求めない方の存在か?
カーミラ: 10年前、ローラに会ってからはそうなった。しかし、いつまで耐えられるかわからない。
シュピル: それでも、私はあなたを許すことはできない。
カーミラ: あなたなら違った? あなたがその人生を選んでいないように、私もこの人生を選んだことはない。

생존을 위해
生存のため

본능에 따라
本能に従い

살아남기 위해
生き残るために

본능에 따라
本能に従う……


M12. 서쪽나라 소녀 Rep. 西方の少女 rep


그 순간 소녀는 깨달았지
사랑은 잔인한 것
언제나 희생이 뒤따르고
그 끝엔 붉은 피가 흘러
その瞬間 少女は気づいた
愛は残酷ということ
いつも犠牲がつきまとい
最後には紅い血が流れる

아이를 사랑해서는 안 돼
こどもを愛してはいけない

사랑하면 할수록
결국 널 증오하게 돼
愛すれば愛するほどに
最後には憎悪することになる

아이는 너를 증오하게 돼
こどもはお前を憎むようになる

사랑하면 할수록
결국 널 원망하게 돼
愛すれば愛するほどに
最後にはお前を恨むことになる


M13. 너를 되찾을 시간  あなたを取り戻す時間

이제 모든 걸 끝낼 시간
원래 자리로 되돌릴 시간
やっとすべてを終わらせる時間
あるべき場所に戻る時間

내가 처음 너를 만들었던 순간
나와 같은 너를 만나게 된 그때로
初めてあなたを創り上げた瞬間
私と同じあなたに出会ったあの時に

シュピル: ローラ、今すぐにここを出るんだ。簡単に荷物だけまとめて。ローラ、大丈夫。何も起こらない。とにかくシュロスから離れるんだ。

다시 새롭게 시작될 시간
나의 영원한 짝을 되찾을 시간
再び新しく始める時間
永遠の番(つがい)を取り戻す時間

우리 같은 곳을 바라보던 순간
아무 의심 없이 행복했던 그때로
同じところを見つめていた瞬間
何の疑いも無く 幸せだったあの時に

シュピル: 念のため、このナイフを持っていくんだ。

어리석었던 짧은 방황도
이젠 모든 것이 끝이 나
愚かな短い奔放も
もうすべてが終わる

우스꽝스런 헛된 기대도
다시 제자리로
滑稽で空しい期待も
また元通りに

서로 충분했던 처음으로
互いだけで満たされていた最初へ


M14. 영원히 너를 永遠にあなたを

난 항상 기억하고 있어
널 처음 만났던 그날을
모두가 저주를 퍼붓고
세상이 경멸할 때
날 안아주었지
私はずっと覚えている
あなたに初めて会った日を
皆が呪いを浴びせ
世界が軽蔑した時
あなたは抱きしめてくれた

네 밝고 투명한 영혼이
무너진 나를 일으켜줬지
그 맑고 따뜻한 눈길로
내 상처 지워주었어
その明るく透き通った魂が
崩れた私を起こし上げ
その澄んだ暖かな視線で
私の傷を消してくれた

네 순수한 그 모습에
난 새로운 세상 보았어
넌 그런 나에게 다가와
내 삶의 의미 되었지
その純粋な姿に
新しい世界が見えた
あなたはそんな私に近づき
私の人生の意味になった

영원히 너를
난 기억할 거야
너를 지켜줄 거야
永遠にあなたを
私は覚えている
あなたを守るから


M15. 기억의 방 記憶の部屋

어둡고 캄캄한 밤
날 집어삼킬 듯한 저 짐승의 그림자
울부짖는 비명소리
暗黒の夜
私を飲み込むような あの獣の影
泣き叫ぶ悲鳴の音

모든게 익숙한 밤
난 눈을 감아봐도
그 기억들이 문을 두드려
すべてが慣れた夜
私が目を閉じれば
あの記憶が扉をたたく

カーミラ: 今出たらダメ!
ニック: カーミラ、またあんたが逃げたのかってガッカリするところだった。で、後ろのそれは何?
ローラ: パパのところに行かなきゃ、パパが探してる! ……キャアア! パパ!?
ニック: ああ、あれあんたのパパ? 悲しまないでよ。あんたもすぐにパパのそばに送ってあげるから。ヤって。
カーミラ: 子供は見逃そう!
ニック: はぁ?
カーミラ: 今回だけ、お願い。この子を見逃してくれれば、あなたの言う通りにするから!
ニック: カーミラ、こいつ私たちを見たんだよ? 生かしておけない。

불행한 이 아이는 우리를 만나
세상의 전부였던 아빨 잃었어
우리가 아이에게 저지른 잔인한 짓을
그 무엇도 돌이킬 수 없어
不幸なこの子は私たちに出会って
世界のすべてだった父親を失った
私たちがこの子に犯した残酷な真似は
何をやっても取り戻せない

ニック: しっかりしなさいよカーミラ! 自分が誰か忘れたの?
カーミラ: この子が死んだら私も死ぬ!
ニック: は?
カーミラ: いくら時間がかかろうと、どんな手段を使ってでも方法を見つけ出す。だから私にそばにいてほしいなら、どうか、この子を生かして。
ニック: ……ふん、いいわ。あんたがそんなに望むなら子供は助けてあげる。その代わり、あんたの人生は私のものよ。あんたは永遠に、私から離れることも、死ぬこともできない。それが運命なんだから。

모든 게 달라진 밤 이제 다 기억났어
네가 날 구한 거야 
아빨 죽인 게 아냐
全てが変わってしまった夜 やっと全部思い出した
あなたが私を救ったんだ 父さんを殺したんじゃない

기억의 방 그 문이 열렸어
記憶の部屋 その扉が開かれた

M16. Requiem

마침내 드러난 너희들 얼굴
악의 정체 다 알게 돼버렸어
더 이상은 숨을 생각 마
이제 최후를 맞을 시간이 오고 있어
ついに現れた彼らの顔
悪の正体 すべて知ってしまった
これ以上隠れようとするな
ついに最後に相まみえる時間が来た

모든 걸 되돌릴 유일한 방법
나의 앞에 다른 선택은 없어
절대로 내 마음 바뀌지 않아
마지막 순간만 우릴 기다리고 있을 뿐
すべてを取り戻す唯一の方法
目の前に別の選択肢はない
絶対に心は変わらない
最後の瞬間が私たちを待っているだけ

난 알아 널 향한 나의 마음을
이젠 내가 널 지킬 거야
分かっている あなたへのこの気持ちは
今度は私があなたを守るから

널 위해 할 수 있는 건 단 하나
나의 모든 걸 걸고 끝을 향해 가야 해
あなたのためにできることは一つ
私のすべてをかけて 終わりに向けて進むだけ

Requiem æternam
Domine, et lux perpetua luceat ei
<永遠の安息を>
<主よ 彼らを絶えることのない光で照らせ>

난 느껴 어둠 속에 그 숨결
더 이상 도망칠 생각은 마
感じる 闇の中にその呼吸を
これ以上逃げようとするな

피 냄새 멈추지 않는 붉은 샘
펄떡이는 심장 소리
영원한 안식을 줄게
血の匂い 止まない紅き泉
脈打つ心臓の音
永遠の安息をあげるわ

어떤 고통과 시련 나의 앞에 놓여있어도
절대로 나를 막을 수는 없어
모든 것이 시작된 그곳으로
멈추지 않고 가야만 해
どんな苦痛と試練が この前に待ち受けていようと
絶対に私を止めることはできない
すべてが始まったあの場所へ
止まらずに進まなければ

ニック: カーミラ! 我が家への帰還を歓迎するわ。
カーミラ: ローラを放して、お願いだから!
ニック: あんたのためにローラをこの世界に引き込むことまで許してやったのに。
カーミラ: まだ分からない? 私の望みは……
ニック: じゃあ私は!? ずっとあんただけを見つめて生きてきた私は!?
カーイラ: 私たち最初から間違っていたのよ!
ニック: 私じゃなくその子なら違った? いいえ、結局は同じ。今その感情がいつまで続くと思う? 永遠だと思う!?

널 위해 모든 걸 난 줬어
나만큼 널 사랑할 순 없어
あなたのためにすべてを与えた
私ほどあなたを愛せやしない

그건 너만의 욕망이었어
우리는 돌이킬 수 없어
それはあなただけの欲望
私たちは引き返せない

어떤 고통과 시련 나의 앞에 놓여있어도
절대로 나를 막을 수는 없어
모든 것이 시작된 그곳으로
멈추지 않고 가야만 해
どんな苦痛と試練が この前に待ち受けていようと
絶対に私を止めることはできない
すべてが始まったあの場所へ
止まらずに進まなければ

ニック: 銀……! あんたが教えたの? 私が死ねばあんただって生き残れない! 忘れた!?
カーイラ: 十分長い時間だった、私たちは……

더는 누구도 해치지 못하게 / 카르밀라
우리를 기만한 대가 치를 시간 / 널 지킬 거야
これ以上誰も傷つけないように / カーミラ
私たちを欺いた報いを受ける時間 / あなたを守るわ

이 밤 악의 기운은 사라져
今宵 悪は滅び

이 순간 악몽도 끝이 나
この瞬間 悪夢も終わる

ニック: 剣を捨てろ! こいつが死ぬのを見たくなければ!
シュピル: ローラを放せ!
カーミラ: ニック! ローラが死んだら私も死ぬ!
ニック: カーミラ!!

어떤 고통과 시련 나의 앞에 놓여있어도
절대로 나를 막을 수는 없어
모든 것이 시작된 그곳으로
난 결코 멈춰 설 수 없어
どんな苦痛と試練が この前に待ち受けていようと
絶対に私を止めることはできない
すべてが始まったあの場所へ
決して立ち止まりはしない

우리를 둘러싼 어둠 속의 미로
절망 속 그 끝을 향해 가야만 해
私たちを取り巻く 暗闇の迷路
絶望の中 その果てに向かって進まなければ


M17. 눈부신 날에  輝かしい日に

모두가 칼을 겨눴고
세상은 항상 등을 보였지
내 삶을 증오하면서 절벽 끝으로 내몰던 순간
나를 바라보는 투명한 눈동자
내 메마른 삶 단비 같은 널 만났어
皆が剣を抜き
世界はいつも背を向けた
人生を憎みながら 絶壁に身を投げた瞬間
私を見つめる透き通った瞳
乾いた私の命 恵みの雨のようなあなたに出会った

ローラ: "お姉ちゃん、友達になる? 一緒にお家にいこーよ"
カーミラ: あの瞬間、私の中に燃え上がる渇きが消えたようだった。

10년의 시간이 흘러 또다시 만나게 된 너
따뜻한 네 눈빛으로 모든 고통은 지워지고
다른 세상을 보게 되었지
10年の時間が流れ 再び出会ったあなた
暖かなその瞳に 全ての痛みが消え去り
別の世界を見た

내가 가질 수 없었고 꿈꿀 수 없었던
그 세상이 널 기다리고 있어
너를 아프게 만드는 모든 걸 벗어나
환히 웃을 수 있길
私には持てなかった 夢見ることができなかった
そんな世界があなたを待っている
あなたを苦しめるすべてから抜け出し
明るく笑うことができるように

너를 비추는 태양과 걸어갈 세상이
너를 향해 손짓하고 있어
잘 봐
あなたを照らす太陽と歩む世界が
あなたを手招いている
よく見て

저 눈부신 날에 
빛나는 너를
その輝かしい日に 光放つあなたを

カーミラ: 永遠にあなたを忘れない……
ローラ: ダメ! ダメ、カーミラ!

내 삶을 비관했었고 세상을 원망했었지
상처받지 않으려 
진실을 외면해 온 날들
私は人生を悲観して 世界を恨んでいた
傷つかないように 真実に背を背けた日々

너를 만나 함께 웃고 비로소 깨달았어
내 유일한 사랑 
이대로 널 보낼 순 없어
あなたに出会って 共に笑い ついに気づいた
私の唯一の愛 このままあなたを見送れはしない

ローラ: その道が困難だけだとしても、あなたと共に歩みたい。この紅い血に誓うわ。私、ローラ・ブレノンはカーミラ・ピーターソンと永遠を共にする。

우릴 기다릴 날들이
쉽진 않겠지만 함께라면 두렵지 않아
이제 지도를 펼치고
저 세상 속으로 걸어가야 할 시간
私たちを待つ日々が
簡単ではなくとも 一緒なら怖くない
地図を開いて
その世界の中に歩みだす時間

우릴 비추는 태양과
私たちを照らす太陽と

함께 할 미래가
共にある未来が

우리에게 손짓하고 있어
잘 봐
私たちを手招いている
よく見て

저 눈부신 날에 
빛나는 너를
その輝かしい日に 光放つあなたを
5 Eunhasu Evans: 10月 2024   M10. 너는 누구지 あなたは誰なの 내 손에 닿던 차가운 입술 날 밀치던 너의 손길 그건 뭐였을까 この手に触れた冷たい唇 私を突き放した手 あれは何だったの 날 보며 웃던 따뜻한 미소 닫혀진 내 맘을 두드린 너 뭐가 진실일까 私を見て微笑んだ 温かい笑顔 ...

【歌詞和訳】韓国ミュージカル カーミラ(1)

5 Eunhasu Evans: 10月 2024 카르밀라

2024-10-12

【歌詞和訳】韓国ミュージカル 燃ゆる暗闇にて 2幕

M12  행복은 【幸せは】

幸せは 不可能なことを 望まないこと
与えられた人生に満足すること
欲望は際限なく 我々を苦痛に導く
だから苦痛に目をつぶれ

あなたの望むすべてを手に入れることはできない
もし手に入ったとしても 結局は満足できない
だから

幸せは 諦めること 望まないこと
それに感謝すること

イグナシオ: どういう意味で仰ったのか理解しました。もう戻っても良いですか。
ドニャ・ペピータ: そうなさい。

人生は際限なく 我々を苦痛に導く
だから苦痛に目をつぶれ

幸せは 諦めること 望まないこと
それに感謝すること


M13 앞을 보는 것 rep 【前を見ることrep】

僕の人生すべてが この望み一つで終わるとしても 前を見ることを望む
ここの喜びは 偽善 嘘 現実を忘れさせる悪辣なまやかし

おお 僕は前が見たい それ以外の何も僕を満足させやしない
胸の中に燃え上がる

僕が望むことは ただ (前を見ること)
それが苦痛だとしても (見ることを望む)
それ以外の何も (満足できない!)
僕の中に燃え上がる (燃え上がろと)
僕は望む
僕は望む

やっと気づいた これまで無視してきた真実に向き合った (もっと知りたい!)
ここは嘘の上に築かれている
彼の闇 渇望 苦痛 悲しみ (知らなければ!)

消え去った これまで守ってきた何もかも
すべて崩れた 恐ろしい闇の中に捕らわれて

彼を憎む
取り戻さなければ (私たちの友情)
彼を憎む
取り戻さなければ (私たちの愛)

望まないこと / 僕が望むのは (取り戻さなければ)
満足すること / 前を見ること
苦痛に / 苦痛だとしても
目をつぶれ / 見ることを望む
目をつぶれ! / 見たい!

前を見ることを望む! / 取り戻さなければ!
目をつぶれ!


M14 변한 건 없어 【変わってなんかいない】

ホアナ: こういう時ほど、自分の居場所を守らなきゃダメだと思う。
カルロス: 俺の居場所?
ホアナ: 私たちみんなのリーダーとして。
カルロス: ホアナ、お前も「見た」…いや「聞いた」だろ? みんなは奴の名前を呼び、奴の話を聴きたがってる。もう俺の居場所なんて無い。

変わったものなんてない 私を見て
私がここにいるじゃない
一時通り抜ける風よ
過ぎ去ってしまえば 私たちまた平和な午後を迎えるわ

変わったものなんてない わかるでしょう?
私たちが正しいってこと
一時揺れる波よ
過ぎ去ってしまえば 私たちまた穏やかな湖畔を歩けるわ
変わってなんかいない

私はいつもあなたのそばにいる
あなたを探して その名前を呼ぶ
忘れないで わかるでしょう?

あなたの話を聞かせて
何も変わってなんかない

カルロス: ホアナ、お前はすごい人だ。
ホアナ: それが、あなたが私を愛する理由でしょう?
カルロス: お前を愛するのに理由なんてない。俺に与えられたものだ。
ホアナ: 今日は授業に出るよね?
カルロス: 俺の席、とっておいてくれるか?
ホアナ: もちろん。また後でね。


M15 내 자리 【俺の居場所】


消えた俺の居場所
揺れる波に 吹き抜ける風に
すべてが去ってしまい 俺一人捨てられたこの場所

襲い来る悪夢に めまいのする暗闇に
全てがもつれ 道に迷い くたびれた足取り

慣れていたすべてが 見慣れなく感じ
信じてきた真実が嘘だと言われても 俺は
守る 俺の居場所 お前のために

この悪夢の中で お前は俺を探し
この悪夢の中で 俺の名前を呼んで
疲れ果てた俺の肩を また起こして お前のために 俺は

お前のために 俺は

すべてが幻想でも すべてが影でも
俺がいるべき場所はここだ
すべてが壊れてしまおうと すべてが消え去ろうとも
俺が守るべき場所 ここ お前の隣 もう一度探すんだ

俺の居場所 お前のために
俺の居場所 もう一度 探そう



M16 키스 【キス】

イグナシオ! 止まって

やあ

話をしましょう

僕と?

これ以上 不幸を生まないで

僕は今とても幸せだ

幸せですって?

君が理解してくれて

ええ 理解しようとした あなたの友達になってあげたかった
でも……

ホアナ: 今は違う。あなたは私たちに混乱をもたらした。
イグナシオ: 警告したよ。それでも君は僕にとどまることを望んだんだ。
ホアナ: じゃあもし私が、あなたのために、みんなのために……出て行ってほしいと言ったら?
イグナシオ: そうしてほしい?
ホアナ: お願い。
イグナシオ: ……そうしてほしいのか聞いてるんだ。

みんなはもう 僕を友達だと思っている わかるだろう?
僕たちは互いに同じだって

違う! あなたは
私たちを認めない 私たちの信じる真実を

それはもう崩れ落ちた みんなが僕を愛している

あなたが期待していたのは 苦痛と

悲しみを分け合う友達

むなしい幻想に浸った

妄想家じゃない

ホアナ: やめて!
イグナシオ: 誰かに理解してもらうということが、こんなに幸せだとは知らなかった。全部君のおかげだ。
ホアナ: 引き留めるんじゃなかった。
イグナシオ: 君の言うとおり、僕たちみんなに良い影響があったんだ。
ホアナ: 全然! 全然違う……
イグナシオ: 僕はもう、ここを出て行く気はない…

君が僕を引き留めてくれて
僕を愛してると言ってくれて
僕の痛みと悲しみと
僕の抱くすべてを持つ君のおかげで 僕は変わった
君が僕を愛しているように 僕も愛するようになった
そして気づいた

イグナシオ: 最初は無理やり楽しさを見せつける君たちが嫌だった。でも僕も望むようになった。幸せ、楽しさ、そういうものを。僕にも、それを享受する資格があるなら。ホアナ、君を通じて……
ホアナ: 私は、私はカルロスを愛してる。
イグナシオ: 違う。君は僕と真実に向き合いたいんだ。不幸を隠す嘘と正面から戦いたいんだ!
ホアナ: 全部嘘だったの! ……あなたに言った言葉は、あなたを引き留めるためだった。学校の名誉のために!
イグナシオ: ……じゃあなおさら、ここから出ていけなくなった。じゃあね。


M17 빛, 볼 수 있다면 【光、見ることができるなら】

イグナシオ: その燦爛とした、美しい光景が……あそこにある。僕たちの視力では届かない場所に。

あの光 見えたなら 星たちの甘い (光)
暗いこの顔を 照らしてくれるなら
渇望する 私たちには関係のなかった あの…

あの光 (今 目の前に見えるよう)
もし見ることができたなら 手に入れられずに辛くても
あの光 見ることができたなら

イグナシオ: この渇望は間違っていると思うか?
みんな: いいや。
アンドレス: 俺も最近同じことを考えてる。
ミゲリン: 少しも感じないなんて、ありえないよ。
カルロス: 俺は少しもそう感じない、ミゲル。
ミゲリン: カルロス……
カルロス: みんないい夜だな…
アンドレス: 久しぶり。
カルロス: これまで会話の機会が無かったからな。
エリサ: 私もカルロスと同じ…
ミゲリン: エリサ!
エスペランサ: そんなの不幸よ、カルロス。
ロリータ: エリサも。
エリサ: どう言う意味よ。
アンドレス: イグナシオのもたらした希望を感じられないことが。
カルロス: 希望?
アルベルト: 光への。
カルロス: みんな……
ミゲリン: 不可能だと学んだが、それは誰にもわからないじゃないか。
アルベルト: 科学の進化。
ロリータ: もしくは、奇跡!
カルロス: お前ら正気か!?
ミゲリン: お前もいい加減受け入れろ! イグナシオがもたらした信念を!
カルロス: 光だ視力だ、全部馬鹿げてる! 俺たちは盲人だ! ……いいさ、その言葉は受け入れてやる。
イグナシオ: ついに認めたね。君は「前が見えない」人だと思ってたのに。
カルロス: ああ、俺たちは盲人だ。くそ、だからなんだ!
イグナシオ: 僕たちは何が見えないんだった!?

光 互いの目を見つめること
光 母の顔 父の笑顔
光 恐れずに走ること
光 事物の形態 万物の色彩
光 知りたいこと 光 知れないこと

暗闇
誰もが眠りにつくと その中に閉ざされ 夢を見る
時には悪夢を見る

暗闇
私たちはいつもその中で
その悪夢は 永遠に覚めることのない

ミゲリン: だから俺たちは、二倍もおぞましいんだ!

おお 光 私たちの声は闇に交差し
おお 光 それは神秘的 おぞましく 残酷だ

カルロス: やめろ! やめてくれ! お願いだ……

君も想像してごらん
朝の来る風景 事物が姿を現す その美しい姿

形態 色彩 神の恩寵を誇るように
喜びに満ちる 毎日の朝
恩寵は続き 暗闇を照らす
星々の満ちるこの祝福の夜

だけど
私達には同じ暗闇 暗闇……

光 見ることができるなら


M18 이야기 【物語】

私が見るもの あなたたちには見えないもの
私が知ること あなたたちには知り得ないこと
どちらが真実か
これは物語 あるいは比喩

守らなければならないもの すべてを変えようとする者
築かねばならないもの 崩壊させようとする者
どちらに立つべきか
これは物語 あるいは真実

虚しい夢に囚われたまま 真実という幻想に生き
虚しい幻想に囚われ 目覚めることもできない
見えないまま 知らないまま 真実を語る虚しい言葉
己の命も見られないまま 虚しい人生を生きる

ドニャ・ペピータ: わかる? カルロス。
カルロス: はい、ドニャ・ペピータ。
ドニャ・ペピータ: あの子が自然に、自分から出ていくようにして。学校の失敗と思われないように。
カルロス: お任せください。その責任はすべて俺が引き受けます。
ドニャ・ペピータ: あなたは誰?
カルロス: ボタン職人です。
ドニャ・ペピータ: もう戻って休みなさい。
カルロス: おやすみなさい、ドニャ・ペピータ。
ドニャ・ペピータ: ……あなたを信じるわ。

私が見るもの あなたたちには見えないもの
私が知ること あなたたちには知り得ないこと
どちらが真実か
これは物語 あるいは……


M19 아무 일도 아니야 【なんでもない】

カルロス: ホアナは俺を愛しているし、俺もホアナを愛している。それが真実で、そうじゃなきゃならない。わかるか?
エリサ: 時には自分を騙さないとね……
カルロス: 今俺たちに必要なのは、互いに慰め合うことじゃない。やつと戦うことだ。俺たちが苦しむほどに、奴は勝利に近づくんだ。そんなことあってはいけない。
エリサ: 私たち二人の時でも?
カルロス: どんな場合でも。
ホアナ: イグナシオ……?
エリサ: ……カルロス!

何も言うな なんでもない
ただ一人増えただけ 彼の名前を呼ぶ……
大丈夫 心配するな なんでもない
最後には散らばるんだ 主さえいなくなれば

エリサ: 主?
カルロス: 比喩だよ。全部うまくいく。信じろ。
エリサ: 信じたい。カルロス!

完璧に理解した これは俺が自ら解決しなければ
大丈夫 何でもない ただ俺に任せられたことだ
大丈夫 心配することはない 全ての責任は俺にあるのだから
大丈夫

ホアナ: カルロス……
カルロス: 懐かしい匂いがすると思った…
ホアナ: どこに行くの? 寮は反対じゃない……
カルロス: 頭が痛くて風にあたろうと。ホアナ、お前は?
ホアナ: 私も。
カルロス: エリサがお前の話をしたよ。何かを見たって。だから笑ってやった。俺たちは何も見えないだろ?
ホアナ: 実は、言わなきゃいけないことが……
カルロス: 何も言うな。言う必要ない。何もなかったんだから。
ホアナ: そうじゃない……
カルロス: 帰って休め。もう夜も遅い。


M20 그 누구도 보지 못한 진실 【誰も見ることのできなかった真実】

頭が痛くて 外に出た 風に当たりたかったから
誰かが歩く音についていった 誰なのか知りたかったから
それはどこか高く上がった
きっと学校全体が見渡せる場所へ

俺が近づいた時 突然の恐ろしい音
何かが 強く落ちたような

俺が知っていること 他の誰も見ることのできなかった真実

カルロス: その瞬間、不吉なことが起きたと気づいた。近づいて探ってみると、イグナシオだった。すぐに助けを呼んで、ドニャ・ペピータが来た。そしてみんなと一緒にここに運んできた。これが……

俺が知っていること 他の誰も見ることのできなかった真実

エリサ: イグナシオは、どうしてこんな時間に高いところに上がったの?
エスペランサ: 自殺かも知れない。
アルベルト: 事故かも。彼は感覚が鈍かったから。
アンドレス: 問題は、どうして上がったのかだ。
ロリータ: 感覚が鈍いからって、体育の授業にも出なかったじゃない。
ミゲリン: 俺にはその理由がわかる気がする。

そんな自分の姿が みじめで辛くて
そうじゃないふりをしたが / 変わりたかったのかも
俺たちみたいに / 嘲笑を恐れて

誰にも知られず
皆が眠りにつくこの深い夜に

知ってるだろう 彼がどんなに繊細な性格だったか

俺が知っていること 他の誰も見ることのできなかった真実


M21 그 나름의 의미를 찾아 【それぞれの意味を探して】



イグナシオ: どうしてドニャ・ペピータが直接言わない?
カルロス: 俺たち二人の問題だからだ。
イグナシオ: ……僕が教えてあげるよ。そうすれば、この学校の名誉は致命的になる。学校の失敗を認めることになるんだから。
カルロス: 問題はお前だ、学校じゃなく!
イグナシオ: 悪いけど、僕は出ていく気はない。
カルロス: 俺をこれ以上追い詰めるな。
イグナシオ: ほとんどの友達が僕に残って欲しいと思ってる。それが出ていかない理由だ。
カルロス: 友達? お前がいつから友達が大事になった? 
イグナシオ: ……最初から。君を含めて、僕にとって友達は大事だよ。僕たち全員盲人だという事実によって!
カルロス: お願いだから出ていってくれ。お前のためだ。

(カル/イグ)
同じ闇 / 違う真実
お前が探すのは“死“ /  “光“
その先の お前の闇は / 僕の苦痛は
みんなの絶望 / 希望
お前は / みんなは
ここを出ていかなきゃならない / 僕を求めてる
俺たちは 戦ってきた / 戦ってきた 僕は
"生"のため / "光"のため
険しくても / 苦しんでも

その意味を探して
ここまで / 今まで
きた
お前が / ここに
来るまでは

死よりも / 生よりも
神秘的なのは / 神秘的な
まさに生という / その先の
秘密

俺たちは / 僕は
それを掴むために
守って / 探して
来た
お前は / 君は
それを知ることはできない

俺は / 僕は今も
"生"を生きるため / 許された
それぞれの意味を探して
ここまで / 今まで
来た
俺たちは / 僕は
先に進まなければ

俺に与えられた意味を探して
/ 僕に許された意味を探して

ここまで来た

カルロス: これで会話は終わりだ。
イグナシオ: 君は僕相手に何もできない。
カルロス: 俺は何だってやる! 俺たちみんなのために。
イグナシオ: もう行くよ。僕もやめにしたい。 
カルロス: イグナシオ、どこに行くんだ。
イグナシオ: 星が一番よく見える場所。きっと美しい星々が、僕のために光ってくれている。……一緒に行く? カルロス。
カルロス: じゃあな。
イグナシオ: ……じゃあね。


M22 타오르는 어둠 속에서 【燃ゆる暗闇の中で】

今頃 星たちは明るく輝いているんだろう
前の見えるあなたたちは その美しさを楽しんでいるんだろう
その先に 手を伸ばしても
届かない その場所

(イグ/カル)
あの光 / 見えたなら 星々の甘い
あの光 / 暗いこの顔を照らしてくれるなら

渇望する 俺には関係のなかった あの
あの光

もし見ることができるなら 手に入れられずに辛くても それでも
あの光 見ることができるのなら

光 / 見ることができるなら
光 / 見ることができるなら
光 / 見ることができるなら

ドニャ・ペピータ: カルロス?

光 見ることできるなら
燃ゆる暗闇の中で

ドニャ・ペピータ:カルロスだめ!
ホアナ: カルロス!
カルロス: 見える、見える……
5 Eunhasu Evans: 10月 2024 M12  행복은 【幸せは】 幸せは 不可能なことを 望まないこと 与えられた人生に満足すること 欲望は際限なく 我々を苦痛に導く だから苦痛に目をつぶれ あなたの望むすべてを手に入れることはできない もし手に入ったとしても 結局は満足できない だから 幸せは 諦めること 望まな...

2024-10-08

【歌詞和訳】韓国ミュージカル 燃ゆる暗闇にて 1幕

OST準拠のメモです。私の妄想による翻訳なので正しいと限りません。

映像が残っているものはリンクも貼ります。一応主要キャスト別のはず。
5 Eunhasu Evans: 10月 2024 OST準拠のメモです。私の妄想による翻訳なので正しいと限りません。 映像が残っているものはリンクも貼ります。一応主要キャスト別のはず。
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